商品撮影 – 自社で行うべきか、外注すべきか?

オンライン販売用のウェブページを立ち上げる際、重要な検討事項の一つが商品撮影であり、それを自社で行うべきか、地元のプロに外注すべきかという点です。商品撮影に関するよくある誤解の一つは、それが比較的手早く簡単にできる作業だというものです。しかし実際には、非常に複雑で、多大な資金と時間の投資が必要になることもあります。
ここでは、商品撮影に必要な要素と検討事項を確認し、自社で行うべきか外注すべきか、あなたのビジネスにとって最適な判断を下せるよう手助けします。
場所
「自社」という言葉はあなたの事業所を指すため、まず念頭に置くべきは、撮影用のスタジオを設置するスペースが必要になるということです。バッグやキッチン用品のような小さな商品を撮影するのであれば、それほど大きな問題にはならないかもしれませんが、商品が大きくなるほど必要なスペースも増えます。とはいえ、撮影を外注する場合は、業者にどのようにプロジェクトを進めるつもりか確認する必要があります。大量の商品をスタジオへ発送するのは、コストがかかり、時間もかかり、壊れやすい性質のものであればリスクも伴います。撮影業者の中には発送手配をしてくれるところもありますが、それと同じくらい多くの業者がその部分への関与を拒否します。プロの商品撮影業者を探す際は、あなたの事業所へ持ち込める可搬式スタジオを持っているかどうか尋ねてみる価値があります。コストとリスクの両方を減らせるからです。
プロジェクトの規模
商品撮影プロジェクトの規模、そしてそれが単発の仕事なのか継続的なものになりそうかは、外注すべきかどうかを判断する大きな手がかりになります。
まず検討すべきは、必要な画像の枚数です。ほとんどのオンライン顧客が商品を様々な角度から見せる写真を好むため、商品1点あたり2〜3枚以上の写真が必要になることもあるでしょう。これに販売する商品のおおよその点数を掛け合わせれば、プロジェクト全体の規模がおおよそ見えてきます。
プロジェクトの規模が分かったら、次に決めるべきことがいくつかあります。
- 高価な撮影機材を購入するだけの価値がある、規模の大きい、あるいは継続的なプロジェクトか?
- スタッフを通常業務から外して割り当てるには時間がかかりすぎるほど、プロジェクトの規模は大きいか?
ここで留意しておきたいのは、社内での商品撮影の大半は、当初想定していたよりもかなり時間がかかるということです。撮影する商品の点数がそれほど多くない場合や、比較的余裕のある納期であれば問題にならないかもしれませんが、販売開始のために何千枚もの在庫管理用の包括的な写真を待っているのであれば、外注の方が良い選択肢かもしれません。
スタッフの時間と専門知識
商品撮影が一度きりの仕事であれば、おそらく既存スタッフを再配置してプロジェクトに対応することになるでしょう。ただしその場合、それが通常業務にどのような影響を与えるか、そしてスタッフがどれだけの中断を経験することになるかを考慮する必要があります。スタッフが通常業務も並行してこなさなければならなかったり、他の優先事項に頻繁に気を取られたりすると、撮影プロジェクトはかなり長引くことになります。同様に、プロジェクトに配置したスタッフがその分野に不慣れで経験不足の場合も、生産性が落ち、修正に時間のかかるミスを招く可能性があります。どんなビジネスでも時間はお金であり、商品撮影を自社で行うのであれば、できる限り効率的で無駄のない運営を保つ必要があります。商品撮影が今後も継続的に必要になりそうな場合は、そのために特化した部門を社内に設置する方がメリットが大きいかもしれません。
外注のメリットは、信頼できるプロであれば高いスキルと経験を持っており、納期を守りやすく、ミスや品質のばらつきが起きにくいという点です。
機材の購入
撮影を自社で行い続けるのであれば、いくつもの購入が必要になります。高品質のデジタルカメラ、ライトディフューザー、レンズ、三脚といった撮影機材に加えて、様々なソフトウェアも必要になります。写真編集ソフトウェア(Photoshopなど)は一貫した高品質な写真に不可欠であり、それを効果的に使いこなすには、そうしたプログラムに習熟した経験豊富なスタッフが必要です。また、ワークフローツールを提供し、管理・生産・品質管理の体制を支援してくれる画像制作管理ソフトウェアが必要になる場合もあります。これはどれも時間とコストがかかりそうですが、外注にはどんなメリットがあるのでしょうか?
オフサイトのスタジオに伴う可能性のある物流面の問題を別にすれば、プロの商品撮影業者を利用することには数多くのメリットがあります。具体的なサービス内容は要件の深さによって異なり、多くの撮影業者はニーズに応じたパッケージを組んでくれますが、一般的なサービス内容には以下が含まれます。
- 合意内容に応じた商品の回収・返送・発送。
- あなたの指定に沿った、商品の開梱・撮影・再梱包。打ち合わせの際には、商品1点あたりの撮影枚数やクリエイティブディレクションなどについて確認されます。
- 撮影業者(またはそのチーム)が写真をレビュー・編集・フォーマットします。
- 撮影業者は写真の品質管理も行いますが、この段階であなたが介入して一部またはすべての画像を確認したい場合もあるでしょう。
- 最後に、合意した締め切りやスケジュールに従って、すべての写真があなたに納品されます。
商品撮影があなたにとって大規模なプロジェクトであろうと小規模なものであろうと、ここでご紹介した情報が、自社で行うべきか外注すべきか、あなたのビジネスにとって最適な判断の手がかりとなれば幸いです。